住宅用太陽光発電を設置する際には、その家庭でどのぐらいの電力を消費するのかに基づいてどのぐらいの発電量を行ったほうが良いのかを計算していきます。しかし、電力消費量はその月によって異なりますから、エアコンなどで多く電力を消費することもあれば、あまり使わなかったという月もあるでしょう。もしも発電した電力の方が消費した電力よりも多い場合には、電力会社が余剰電力を買い取ってくれるという制度を利用して発電収入を得ることができます。

 

電力会社では、住宅用太陽光発電の余剰電力買取価格を決めていて、それに基づいて買い取ってくれます。買取価格の単価はその年によって少しずつ異なり、住宅用太陽光発電を導入する家庭が増えている近年では、買取価格の単価が少しずつ安くなっている傾向にあります。具体的にいくらで買い取ってくれるのかという点ですが、住宅用太陽光発電の発電装置が10kwh以下の場合だと、売電価格は1kwh当たり33円から35円となっていて、発電モジュールに出力制限装置がついているかどうかによって買取価格が異なります。住宅用太陽光発電の採算性を計算する際には、家庭での電力消費用および電力会社の余剰電力買取価格などを含めて計算することになるため、買取価格が低くなると発電収入が減ってしまい、採算性という点では元が取れるまでにより長い時間がかかることにもなるでしょう。

 

それでは、なぜ電力会社の買取価格は年々少しずつ安くなっているのでしょうか。それは、電力会社もビジネスだから、という理由があげられます。電力会社は家庭に電力を供給して、それに対して収入を得ています。しかし、多くの家庭で住宅用太陽光発電を設置してしまうと、電力会社から電力を買う人が少なくなってしまい、電力会社にとっては大きな利益減少となってしまいます。現在では、再利用が可能なエネルギーの普及を進めるという点で電力の買取を行っていますが、より多くの家庭が住宅用太陽光発電を設置するようになれば、買取単価は現在よりもずっと低くなることが予想されています。

 

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